人毛100%のウィッグにストレートパーマでボリュームダウン

今回登場してくださるのは都内からお越し下さったYさまです。

この日はウィッグの調整カットにいらしてくれました。
前髪を数ミリ切って少し軽めに。

スタイルはロングのローレイヤー。
人毛１００％のウィッグにストレートパーマをかけてあります。
キレイなストレートを生かすために　毛先は軽くせずに重さを残しています。

ちょっと写真の色が飛んじゃったけど (/∀＼*)
耳掛けもOKなように　ご自身のもみ上げをうまく馴染ませてあるので
どこからがウィッグの髪なんだか分からないでしょう？

わたしにも分かりません。

実はYさま・・・
当店にいらっしゃる前にすでに８台もウィッグ買っちゃったそうなんです。

いらした時に着けていたウィッグも人毛１００％のロングウィッグ。
上手にカールを付けてスタイリングもしてあったし特に違和感もなかったので
「もったいないから　新しいの作らなくてもいいんじゃないですかぁ？」ってお話したんです。

だってね　そのウィッグお使いになってから　まだ１ヶ月も経ってなかったんだもん。
お値段だってうちのよりお高いし。。。

しかしYさま
「このウィッグ　嫌いなんです。。。」ってきっぱりとおっしゃる。

なんでかなぁ？？？　と思って・・・
根掘り葉掘り「・・・どこが嫌いなんですか？」ってお聞きしたんですが・・・
何かが気に入らないのね〜　何かが・・・。

なんでだろう？？？と思って、鏡ジ〜〜ッと見たり・ウィッグをボ〜〜〜〜ッと見たり
しばらく私にも理由が分からなかったんです。

その時！
棚の上の方に大事にしまってあった例のウィッグ（上の写真でYさまが着けているウィッグ）を取り出しYさまに着けてもらいました。

すると
「あぁ〜〜〜♪　コレですコレ！　今までずっとこんな感じでした♪ ♪」
満面の笑顔になったYさまのその一言で　やっと　その「嫌い」の理由がわかりました！

たとえスタイルは同じでも《ウィッグを着けた時のシルエットと毛質》が違ったのです。

元々の髪がサラサラのストレートだったYさまにとって
根元にボリュームがあって頭頂部が丸いシルエットになってしまうウィッグはダメだった訳です。

その上、人毛ウィッグ特有のクセが　ご自身の髪の質感と大きく違っていた。

いやぁ〜〜〜　わたくしスッキリいたしましたっ！　納得納得。
シルエットって大事ですもんね〜〜

調整カットにいらしてくれたこの日　Yさまはおっしゃっていた。
「今まで　ウィッグが気に入らなくてほとんど外に出なかったんですけど・・・
新しいウィッグ作ってから　１ヶ月ぶりに彼とデートしてあげました (*^_^*)」って。

うわぁ〜〜〜♪　それは何よりです！！
これからは　もっともっと　デートしてあげてくださいね♡

by　菅谷