ウィッグのお手入れ【ここ気をつけてね!三箇条】
ウィッグを 長く・キレイに 使って頂く為に
ウィッグのお手入れで 「やってはいけない事。」 を書いてみたいと思います。
と言いつつ ・・・コレ 何をどう書くか結構悩みました。。。(-“-)( ..)φ
他社メーカーさんのウィッグをお使いの方が読むと混乱するかもしれないし・・・
髪質の違いによっては当てはまらない事もあると思うので非常にまとめにくかった。
でも大事な事ですからね!
基本的にここに書いてある事は《当店のウィッグが対象です》という前置きで書きますね!
そして
「やってはいけない事」 というよりも 「気をつけてもらいたい事」として以下のようにまとめてみました。
ウィッグのお手入れ「ここ気をつけてね!三箇条」
1.シャンプーに手を抜かない。
2.色々なもの(アウトバストリートメント、 オイル等)を付け過ぎない。
3.髪を乾燥させ過ぎない。
書いてある事はとてもシンプルですが、実はこの3つが、ウィッグを長く・キレイに使うためのコツなんです。
お客様の中には ビックリするほどウィッグをキレイに使われている方たちがいらっしゃいます。毎日使っているのに、まるで新品みたいにサラサラしててツヤもある!
普段 どんな使い方をしているのかよくよく聞いてみると、ほんとに特別な事をやっている訳ではなく 上に書いた三箇条だけなんです。
ただ みなさんに共通してる事は、ご自分のウィッグの状態をよく観察しているということ。その状態を見ながら、シャンプーの仕方や乾かし方・スタイリングの仕方を工夫してくれています。
1.シャンプーに手を抜かない
シャンプーは、ウィッグのお手入れの基本中の基本です。
シャンプーする時、洗面台にぬるま湯を入れてシャンプー剤をよく泡だてますよね? ウィッグを入れた時に、その泡があっという間に消えてしまうようなら 汚れが結構ついてしまっている証拠。
軽くすすいでからもう一度【泡で汚れを包み込む様に】シャンプーしてください。特に前髪やサイド・襟足部分などは汚れが付きやすいし残りやすいところ(ここで汚れと言っているのは 皮脂や汗・化粧品などのことです)
これを数日間放置したままにしておくと、なかなか一回のシャンプーでは落とし切れなくなってしまいます。泡をたっぷりとつけながら、毛流れに沿って根元から手櫛で梳かし洗い。もしくは、タングルティーザーなどの目の細かいブラシを使って、根元から丁寧に梳かし洗いしてください。
汚れがきちんと落ちていないと、髪がキシキシしたりモソモソと膨らみやすくなってきたり、毛絡みの原因にもなってしまいます。
毛が絡んでくると、ブラシで梳かす時に髪が引っ掛かってしまうでしょう? それを無理に梳かそうとすると、髪にもネットにも相当な負担がかかってしまいます。
『 髪の毛は乾いている時よりも濡れている時のほうがダメージを受けやすい 』ということも頭に入れておいてくださいね。もちろんこれはウィッグに限った事ではなく、人の髪でも同じです。シャンプーの仕方次第で、ウィッグの持ちは確実に変わります。
2.色々なものを付け過ぎない
髪の手触りが ちょっと悪くなった⁉︎
なんて時に とかく使ってしまいがちな アウトバストリートメント(洗い流さないタイプのトリートメント)や オイルの類い。良かれと思ってしている事が、返ってウィッグの持ちを悪くする事があります。
髪に付けた時は、サラサラになったり 柔らかくなったり 髪の状態が良くなったように感じますよね? でも これが 落とし穴!
アウトバストリートメントなどの成分になっているシリコンやオイル… これが髪に蓄積して時間が経ってしまうと、オイル成分が【酸化】して髪がゴワゴワと硬くなってきます。
硬くなった髪 ⇨ 絡みやすくなる⇨ また何かを付けたくなる⇨ どんどん髪がゴワついてくる。= ここで悪循環が生まれます。 何かを付ける事が悪いのではなく、付けたものが残ってしまう事に問題があるので、『付けたら洗う』を心がけてもらうと良いと思います。
3.髪を乾燥させ過ぎない。
これは もう そのまんまです。
ドライヤーやアイロンを頻繁に使う場合は、必ずヒートプロテクトローションを使って、髪を熱から守ってあげてください。髪の毛の主成分は、ケラチンというタンパク質です。タンパク質に高温の熱が加わると・・・どうなると思いますか?
目玉焼きを想像してみてください。熱したフライパンに卵を落とすと白く固まっていきますでしょう。まさにあのような状態です。髪に高温(180度以上)の熱が加わると・・・タンパク質が『熱変性』を起こし、これまた髪が硬くなってしまうのです。
髪を濡らした時のきしみ感や
毎日のちょっとした事で ウィッグの持ちが変わります。
できるだけ長く 良いコンディションで使える様 《やってはいけない事》気にしてみてくださいね〜
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